・・・まあ、世界遺産ですし。。
①今帰仁、②中城、と来た流れでスルーするのもどうかなと。。
いうことで。
今回は
座喜味グスクです。
座喜味グスクについて書こうと手持ちの写真データを探してみたのですが、
「えっ? あんなに行ったのに、こんなに撮ってないの?」
と言うくらい枚数が少なく、自分のテンションの低さにびっくりした次第です。
あの美しい石積みの写真が1枚もない(笑)
『グスクに行くとテンションが上がるのは私だけではないはずだ』
なのにって?
聖域のない城(しろ)なんてグスクではない!
座喜味グスクはもはや座喜味城だあぁぁぁ!!(ToT)
とまあ、そんな訳で、現在の座喜味グスクには、聖域が復元整備されていないんですね。
恐らく、戦中・戦後と軍事利用されてきた所なので、拝所がどこにあったのかなど、もう分からなくなってしまったのでしょう。
しかし、
城内に拝所があったことは文献から分かっています。
「城内嶽 二御前 コバヅカサノ御イベ ・マネヅカサノ御イベ 」
「城内火神」
「城内アザナイシノ御イベ」
「読谷山城内之殿」
(『琉球国由来記』より)
座喜味グスクは「読谷山(ゆんたんざ)城」と呼ばれていたようですね。
「二御前」を2つとカウントするとして、5カ所は拝所があったことになります。
「城内アザナイシノ御イベ」とか、「イシ」って、
岩を拝んでいたのではないかと想像したりします。
さて、
座喜味グスクにも立派な正殿が建っていました。

場所はグスクの中で最も高い一の郭。
この正殿のすぐ近くに、なにかしらの拝所があったと思われます。
現在、正殿跡のすぐそばに、近世に奉納された石灯篭が建っていますが、頂部拝所の名残なのかも知れません。

正殿遺構、奥の角のところに見える石柱が石灯篭。
見えにくいですが。。。
いやあ、テンション低くてすいません(笑)
座喜味グスクの石積みはとても綺麗なので、ぜひ足を運んでご覧ください。
(説得力ないなあ)
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